アクセンチュア
インクルージョン&ダイバーシティ
LGBTQダイバーシティ日本統括 からのメッセージ
アクセンチュアは様々な業界、企業に対して、デジタル、クラウドおよびセキュリティ領域において卓越した能力で世界をリードするプロフェッショナル サービス企業で 、お客様のイノベーション創出を支援する総合コンサルティング企業であり、サービスを提供する社員一人一人が財産の会社です。
従って、職場において真の平等を実現していることが何よりも重要です。平等な職場環境が、一人ひとりの社員が能力を十分に発揮し、結果を出すことにつながると考えているからです。
多様性のある人材がコラボレーションしてシナジー(相乗効果)を出し、パフォーマンスをあげることで、お客様に高い価値を提供していきたいのです。
皆が自分らしく働く事ができれば、才能ある個人やチームの生産性を高め、創造的なアイデアをビジネスの場で実現することができると信じています。
私たちはインクルージョ&ダイバーシティ、LGBTQ アライ Committeeの活動を通じて、そんな職場環境が当たり前である企業、社会、時代になりたいと願っています。
これからもアクセンチュアがもつ能力を活かし、LGBTQコミュニティーや社会へ発信し、貢献して参りたいと考えています。
篠原 淳
アクセンチュア株式会社
マネジング・ディレクターテクノロジー コンサルティング本部
クラウドファーストアプリケーション アジア太平洋・アフリカ・中東地区統括
兼 インクルージョン&ダイバーシティ LGBTQダイバーシティ日本統括
LGBTQアライ Committeeの活動紹介
アクセンチュアのCommitteeの活動は、「アドボカシー」をキーワードにしています。擁護/弁護、支援運動という意味です。
社内においては、たくさんの方にAllyへ賛同してもらえるような情報発信と、アライ登録していただいた方がより理解を深め、仲間と交流できる機会を提供しています。
また、ソーシャルセクターとの協働や社外に向けた情報発信も積極的に取り組んでいます。
現在は新型コロナウイルスによる社会状況に鑑みながら、その中でもできること・やるべきことに取り組んでいます。
2019年からは、以下4つのUnit(チーム)を作り活動を行ってきました。
Unit#1: Internal Event Plan & Execution
みなさんもご存知の通りこのコロナ渦において、世の中のイベントは中止、もしくは規模を縮小、と少し寂しい状況になってしまっています。が、アクセンチュアは違います!
今年は残念ながら東京レインボープライドのパレードやブース出展が中止となってしまいましたが、アクセンチュアブースで実施予定だったパネルトークをプライド月間(6月)にTeams(社内で利用しているコミュニケーションツール)を活用し、オンラインイベントを開催しました。
オフィスでオンサイトイベントして開催する際は、参加者が30-50名程度なのですが、オンライン化したことにより、アクセンチュアの日本国内で勤務する、全ての社員が参加できるようになり、毎回100名以上と盛況を博しました。
また、オンラインでの開催であったため、リアルタイムでチャットにコメントを書き込み、パネラーや運営者も多くの方の反応に感動するとともに、今後も自分たちも含め、何かしらの気づきや学びのあるイベントを開催していこう!と決意を新たにすることができました。
今後も継続して活動していく予定です。
Unit#2: Internal Activation & Advocacy
Unit#2ではアクセンチュア社員に向けて、LGBTQを取り巻く状況や、アライとは何か、といった視点での学びや気づきを共有し、次の一歩に向けての行動を一緒に考え、伝えていくことを目指しています。
ここ一年の取り組みでは、アライ登録された社員の想いをまとめた「Allyになった理由」をリリースしました。どれも胸に響くものばかりでした。
また、アライ登録はしたものの、アライとして何をしたらいいの?と疑問を持たれている社員に向けて「アライ宣言」としての行動のヒントをご提示する取り組みも始めました。
今後の活動予定としては「社内LGBTQポータル」や毎月のニュースレターを通じて LGBTQ、アライを取り巻くリアルな想い、生の声を共有してく予定です。
Unit#3: NIJIT & Pride House Tokyo
Unit#3は、NPO等ソーシャルセクターや他の企業とのコラボレーションを担当しています。ここ一年間の取り組みでは、主に2つのワークストリームを進めてきました。
1つ目は、「プライドハウス東京」というLGBTQに関する総合情報発信センターの企画・検討を、60を超えるNPOや専門家・企業・大使館と一緒に進めています。2019年12月には、デザインシンキングの手法を活用したセッションをアクセンチュアのオフィスにて実施しました!
2つ目は、「nijit」というIT業界のLGBTQ アライ交流会を、全10社の幹事会社と一緒に運営しています。四半期に1度、幹事会社定例会・懇親会を実施しているのですが、コロナの影響を受けて、全面オンラインに切り替えて交流を継続しています!
これら以外にも、他のコンサルファームや大学等、幅広く多様な主体と協働をしています。
Unit#4: External Event & Communication
Unit#4は各種イベントへの協賛/参加やそれらの取り組みを発信し、社会へ提唱していく活動をしているチームです。
今回の九州レインボープライドもこのUnit#4で対応しています。
ここ一年の取り組みでは、残念ながら多くのイベントがコロナの影響で中止/延期になりました。
この状況の中でも、今回の九州レインボープライドはオンライン開催になるなど、徐々にオンラインでの活動が増えてきております。今後はオンラインでの利点を活かし活動をしていきたいです。
また、今後も当記事のように社内の活動も外部へ発信していけるよう進めていく予定です。
どうぞよろしく願いいたします。