博多マルイ

博多マルイ × 将来世代 “共創”に懸ける想い


博多マルイは、持続可能な社会の実現に向けてさまざまな取り組みをおこなっています。
再生可能エネルギーの普及や、プラスチックごみ削減を通じた環境負荷低減の取り組み、年齢・性別・障がいの有無などを超えるダイバーシティの取り組みなど、“すべての人がしあわせを感じられるインクルーシブで豊かな社会の実現”をめざしています。
その中で、私たちが大切にしているのが、お客さま、お取引先さま、地域の皆さまなど、すべてのステークホルダーと価値を共に創る“共創”と、誰も取り残さずに包み込む“インクルージョン(包摂)”という考えです。また、そうした社会の実現には未来を担う将来世代との共創が重要となってきます。博多マルイでは、2019年から筑紫女学園大学のLGBTQサークルCaapa(チャーパ)※との共創をスタート。九州レインボープライドやマルイ店頭でのイベント“インクルージョンフェス”など、ダイバーシティの取り組みを通じて将来世代との交流に力を入れています。
※筑紫女学園大学LGBTQサークルCaapa(チャーパ)
LGBTQの啓発を目的に2018年に結成。学内でのイベント企画や勉強会、交流会などの活動をおこなっている。サークル名のCaapaはサンスクリット語で虹を意味する。

ここでは、Caapaの樋口美紀さん(4年)、佐々木亜海さん(4年)、間瀬ほのかさん(4年)、松田望里さん(2年)に、活動への想い、博多マルイとの共創についてお話をうかがいました。※以下敬称略

Question

改めてCaapaさんの活動内容や想いを聞かせてください

  • 間瀬
  • 男性は女性、女性は男性を好き。それが当たり前みたいな偏見が特に上の世代にまだ残っているように感じていたのですが、大学の先生がLGBTQに力を入れていて年代にかかわらず理解は深められると思って、マルイさんとの取組みやQRPなどに力を入れています。

Question

コロナ禍でサークル活動も制限される中大変だったことや、逆に気づいたことなどはありますか?

  • 松田
  • 気軽に友達とかに相談できないので一人で解決しないといけないことが大変でしたが、逆にこの機会に図書館などで本をたくさん借りて読んだりできました。

Question

マルイとの取組みを通じて何か変化があったことはありましたか?

  • 樋口
  • 学生だけだとできないことができるところに企業の力を感じました。学内活動だけでは想像もしなかったことができてますし、すごく刺激になってます。初めてのQRPのとき社員の方とディスカッションをしたのですが、大人の意見を聞くことでこれまでの視野がさらに拡がりました。

Question

今後マルイに期待することはなんでしょう?

  • 樋口
  • みんな知っている企業がQRPに参加していると参加者も“おっ”ってなりますし大きい企業から発信すればほかの企業や地域の人にも影響してくると思います。
  • 佐々木
  • 私たちだけじゃなく、他の大学とも一緒に取組むことで、丸井の取組みっていいなと思う人が増えていくと思います。

Question

今までのCaapaでの活動を今後どう活かしていきますか?

  • 樋口
  • 私の内定先では男女で制服が決まっているのですが、今後それを統一しようという話があります。企業も変わろうとしていると感じますのでCaapaで経験したことを活かしていきたいです。
  • 間瀬
  • 私は児童養護施設に就職を予定しています。子供たちがマイノリティの当事者であった時も寄り添える、相談してもらえるような人になりたいと思います。偏見・差別とかそういった目で見ないように発信できたらと考えています。

今後も博多マルイは、ダイバーシティ&インクルージョンの取り組みを推進するとともに、アフターデジタル時代を見据え、D2Cブランドやコンテンツ、サブスクリプションなどのテナントやイベントを拡大していくことで、お客さまに体験価値を提供していきます。また、エポスカードのアニメデザインに代表されるように、お客さま一人ひとりの好きを応援することで、地域の皆さま、博多駅周辺に来街されるすべてのお客さまにご支持をいただける店をめざしてまいります。